警備員の類似業務は色々あります。例えば…

守衛

大きなビルや病院などで見かけることがあるかと思いますが、厳密に言えば守衛と警備員は違います。守衛はそのビルや病院などで直接雇用されている従業員です。しかし、直接雇用ではなく外部委託されている場合は守衛ではなく警備員となります。雇用元がどこなのかによって呼び名が異なるわけです。

ボディーガード

これはSPとボディーガードとの比較で考えてみましょう。そもそもSPとはSecurity Policeの略であり、要人警護をする警察官です。SPは主に国賓や大臣などの公人を警護対象とします。それに対して民間の警備員は、警護対象も民間人です。警備員がSPと呼ばれることはありません。また、現実的にはボディーガードというより、4号警備における「緊急通報サービス」の需要が高いと言えるでしょう。

駐車監視員

緑の制服を着た2人組のイメージがあるかと思いますが、もともと違法駐車の取り締まりは警察官の仕事であるところ、2006年に民間法人への業務委託が可能になり、「みなし公務員」として取り締まりを行います。放置車両確認機関として業務を受託している会社から雇用されています。放置車両確認機関は必ずしも警備会社でなくても構いませんが、多くの場合は警備会社が受託しているようです。

鉄道見張員

鉄道の線路内もしくはその近隣で工事をする際に、作業員に鉄道の接近を知らせることにより作業員と鉄道の安全を確保します。鉄道の運行管理において重要な役目を果たします。それ故、視力・聴力・注意力・判断力に加えて体力も求められます。駐車監視員と同様に、警備会社から派遣されることが多いようです。

プール監視員

無償(ボランティア)でプール監視を行う場合は警備業認定の必要はありませんが、有償でプール監視を行う場合は警備業認定の必要があります。警備服は着ていなくても、有償の場合は警備業務であるため、有償のプール監視員は警備員であると言えます。ライフセイバーも同じ類であると言えます。 以上、警備員の類似5業務について見てみました。共通して言えるのは「民間の安全を確保する」ということです。安全の裏側に警備員あり、ともいえるでしょう。 行政書士リーガルプラザ