
略歴
1982 川崎市高津区にて出生
2006 日本大学経済学部卒業
2008 オーストラリア ブリスベンにてワーキングホリデー(主に林業に従事)
2010 東京中央日本語学院 日本語教師養成講座修了
2011 東日本大震災ボランティア参加(岩手県大槌町)
2011 買取専門店大吉青葉台店創業
2012 ストーリーブリッジ株式会社設立
2012 買取専門店大吉たまプラーザ店開業
2013 越境EC事業開始
2015 本社事務所をあざみ野南に設置
2016 本社事務所を美しが丘4丁目に移転
2018 行政書士試験合格
2019 行政書士リーガルプラザ創設
2019 特定行政書士認定
2020 ストーリーブリッジ株式会社を「株式会社リーガルプラザ」に商号変更
2020 申請取次行政書士認定
(法務省入国管理局承認 申請取次届出行政書士(横)行20第14号)
2020 本社事務所及び本店所在地を新明堂美しが丘パルに移転
2021 一時支援金/月次支援金事前確認業務を開始
2022 事業復活支援金の事前確認業務開始
2023 米国宝石学協会 GIA-AJP Jewelry Essentials取得
2023 宅地建物取引士登録(神奈川第132971号)
2023 宅地建物取引業免許登録(神奈川県知事(1)32209)
不遇の会社員時代

私は大学在学中にマーケティングの授業を受講して以来、「将来は起業してみたい」と漠然と考えておりました。
折しも当時は起業ブームで、当時ライブドアの社長であった堀江氏が大阪近鉄バファローズを買収するだのどうだのと騒がれた時期であり、しかもその堀江氏の年齢が当時31歳と若く、また、私が新卒で入社した会社の社長も当時30歳と若かったので、「自分もいつかは起業を!」と強く思っていました。
しかし起業するにしても何も経験やノウハウがない為、「とりあえず20代のうちは社会経験を積み、30代から起業する」というプランを立て、様々な仕事を経験しました。「様々な仕事を経験」とは聞こえがいいですが、つまり職を転々としていました(web関係業務や営業、コールセンター業務など)。そして26歳の時にワーキングホリデーでオーストラリアに滞在しました。
ワーキングホリデーで得た経験と外国人への想い

単純に、海外での勤務経験をしたかったのです。
しかし、外国の地で仕事をするのは並大抵のことではなく、様々な苦労を味わいました。
私が従事したのは主に林業でしたが、それ以外に農作業や水産業など、日本では経験のしたことの無い肉体労働を行っていました。
帰国後は、逆に日本で働く外国人をサポートしていきたいと考え、日本語教師養成講座を受講。
そのときに「研修生問題」について書かれた書籍に出会いました。
それは外国から日本に来た技能実習生及び研修生に対して経営者が不当な扱い(長時間労働を強要/対価を支払わないなど)をするなど、技能実習制度を悪用した実態をレポートした内容でした。
この書籍を読んで、私自身が外国で仕事をすることの苦労を身に染みるほど体験したことがあるだけに、「制度を悪用する経営者許すまじ」と心底思った次第です。私の心の中に火がつきました。
そんなことを考えている最中に東日本大震災が発生します。
東日本大震災



自分にできることは何かないかと考えた結果、がれき撤去のボランティアに参加することにしました。それは自分の人生感が大きく変わった瞬間でもありました。
ボランティアは5-6人のグループに分かれて作業をするのですが、その中で自分の店(喫茶店)を経営している方がいらっしゃいました。
その時にハッと思い出したのは、かつては自分も起業してみたいという願望があったではないかと。
「真面目に生きていてもいつか死ぬのなら、死ぬ前にやりたいことをやって死なないと、今回の地震で犠牲になった方に申し訳ない」と思い、ならば起業するしかない、と決意。
それは同時に、自分なりの終活を意識した瞬間でもあります。
買取FC起業と新規事業への挑戦
当時28か29歳。「20代のうちに起業した」と言える最後のチャンスでもあり、親に事情を説明して資金援助を受けながら「買取専門店大吉」のFCに加盟。
もし0から起業する場合は業務のノウハウや経験が必要であり、当時の私にそのようなものは一切持ち合わせていなかったためFC起業の道を選びました。
買取=リユース業を選択した理由は、当時金相場が高騰していた時期でもあり、業界全体が右肩上がりであり、更に個人的に古物が好きだったためです。


その後、「iPhone修理」や「革製品のリペア」など関連業務を行うもなかなか伸びず頓挫。
その中で「中古カメラのeBay輸出」は唯一のヒット業務。

正直もともとカメラはあまり興味はなかったのですが、全世界の人に日本のカメラを販売しているという実感と、国内相場よりも高く売れるという確かな実績で売り上げも伸び、非常に楽しい業務になりました。
また、ワーキングホリデーでオーストラリアに1年間滞在していた際、人々が使っていたデジカメのメーカーは一切の例外なく全て日本のメーカーであったことは、当時は特に気にも留めていなかったのですが、今となっては非常に誇りに思います。
その後、在庫が増えたために店舗とは別にeBay輸出専用の事務所を借りることにしました。
当初はあざみ野南に借りましたが、のちに家から至近距離のマンションの一室に移転しました。
経営者としては収入の柱は何本あってもいいと考えているので、次に何か、リユースに依存しない新規事業はないかなと考えていたところ、当店のお客様は50代-70代のお客様が多く、しかも単なる売却ではなく、「断捨離」や「終活」や「生前整理」という意味合いで持ち込まれることが多いということに気が付きました。
これらのキーワードはテレビでも頻出であり、メディアの影響は大きいのだなとつくづく感じました。
さて、そこでこれらのキーワードについてもう少し深く調べてみたところ、「終活カウンセラー」など関連資格が多数あることがわかりました。
業務上、何か話のネタになればいいと思い、軽い気持ちで受講しました。エンディングノートもその時に出会いました。
資格を取ることよりも知識を得ることの方が大事だと考えていたので、終活カウンセラーという資格はその他関連資格の一つに過ぎないと考え、初級の資格を取得した後しばらくは何もしませんでした。
ただ、関連資格の中でテキストが一番充実していたのが終活カウンセラーであり、気が向いた時にそのテキストを振り返ったりしました。
その中で「相続に関連する専門家」の一覧の表が記されたページがありました。
「そうか、この中の資格のうち何か一つを取得すれば、それが新規事業になるな」と考え、資格取得までの勉強時間が少なく、かつ、現在行っているリユース業にリンクする資格として「行政書士」をピックアップし、この資格取得を目指すことを決意しました。2017年6月の話です。
通常行政書士の資格を取得するために必要な勉強時間は約半年と言われており、試験は11月であるため、2017年の試験は勉強時間が不足しており、それでもなお逆転合格を狙ったのですが、難解な法律用語に加え、そもそもの勉強スタイルが確立されていなかったこともあり不合格。
しかしこの屈辱をバネに翌2018年の試験で合格しました。
2019年4月に行政書士登録。
会社事務所と併設する形で行政書士リーガルプラザ創設。
平成最後の行政書士。
リユース専門行政書士事務所

行政書士リーガルプラザでは、リユース専門行政書士としてリユース系許認可事業を展開します。
許認可事業は、古物商・酒販免許・質屋営業といったリユース系許認可を取り扱います。実務経験に基づいたアドバイスができるのが弊所の最大のウリです。
他にもYoutubeによる動画配信や古銭ガチャ/宝石ガチャなどユニークな取り組みを実行していく予定です。士業事務所にありがちな没個性的で堅いイメージを一掃し、よりユニークで親しみやすい事務所づくりを目指してまいります。リユース業界の「ど真ん中」の行政書士事務所である行政書士リーガルプラザを今後ともよろしくお願いいたします。

おまけ:ユキマサくんとのコラボショット



